新規集客にお金や労力をかけて頑張って集客していたとしても
その前に「あること」ができていなければ、その使った労力やコストの
ほとんどが無駄に終わってしまうという衝撃の事実。。。
ですが、その「あること」を、ほとんどの人が出来ていない
というのもまた事実です。
もし、あなたも「この集客する前に必ずやるべきこと」をやっていないのであれば、
どんなにお金をかけて新規集客をしても、知らない間に、徐々に事業が衰退していく
そんな悲惨な末路を迎えてしまうかもしれません。
では、その「集客する前に必ずやるべきこと」とは一体、何のことなのでしょうか?
それは、数十年前から効果が実証されているのに多くの人が見逃している
とても当たり前のことで、リピーターを増やすことです。
売上を伸ばしていくためにはリピートしてもらうことが重要だということは、
誰でも知っていると思います。
しかし、それを仕組化している人はほとんどいません。
リピートしてもらう為にやるべきことが決まっていて、
誰もがそれを実行できるようになっていますか?
今やっていることがリピートを伸ばすことにつながっているのか?
ということを正しく判断し、改善できるようになっているでしょうか?
そもそも、新規のお客さんが、どのくらいの割合でリピートしてくれているのか?
ということがわかっていますか?
もし、このようなことができていないのであれば、いくら新規のお客さんを集客しても、
穴の開いたバケツに一生懸命に水を貯めようとしているようなものです。
穴が開いているバケツに水を貯めるには、まず最初に穴を塞がなければならないのは
誰にでもわかることです。
しかし、ビジネスになると、この当たり前のことに気づくことができない人がたくさんいます。
リピーターが売上にどれくらいの影響を及ぼすのか?
具体的に知っている人はどれくらいいるでしょうか?
リピーターからの売上がどれほどインパクトのあるものかがよくわかる、
ある法則についてご紹介します。
この法則は、アメリカの大手コンサル会社であるベイン・アンド・カンパニー社の名誉ディレクターを務める、フレデリック・F・ライクヘルドという方が調査の結果見出した法則で、マーケティング業界や様々な経営戦略の場面で引用されている法則です。
- 「1:5の法則」=新規客を獲得するコストは、既存客を維持するコストの5倍かかるというもの
- 「5:25の法則」=顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善されるというもの
つまり、今いるお客さんから繰り返し利用してもらうことと、
他のお店にとられてしまう可能性を下げることに注力した方が、
より少ないコストで売上を安定させ、利益を増やすことができるということです。
まずは、自社のお客さんのリピート率やリピートからの売上げが全体の何%なのか?
調べてみてください。
調べた結果、リピートの仕組みから取り組むべきなのか?
それとも、新規集客にもっとコストをかけるべきなのか?
今後の活動について判断してみてください