リピーターを増やしたり、リピート率をあげるためにはどうすればいいか?
商品をもっと美味しくするためにスキルを伸ばせばいいのか?
サービスの質を上げるために、スタッフの育成に力を入れればいいのか?
魅力的な商品を開発すればいいのか?
どれも非常に重要なことだと思いますが、何に魅力を感じるのか?の答えは人それぞれ、、、
であれば、考えられるすべての要素を伸ばせばいいのでは?と思うかもしれません。
しかし、それだと時間も労力もコストもとてもかかってしまいます。
伸ばす努力をするなといっているのではありません。
もっと効率よくできるなら、その方がいいですよね?って話。
効率よく重要な要素を伸ばすには、どんな方法があるでしょう?
そもそも効率よくってどういうことでしょうか?
例えば、お客さんに満足度調査のアンケートを実施したとします。
そこで、味もサービスも満足度が高い評価を頂いたとします。
であるなら、新商品の開発に力を入れたらいいんじゃないか?と考えたとします。
そして、どんな商品を開発すればいいか?を考えます。
ここで重要なのが、どんな人に満足してもらえるよう商品を開発するか?
を考えなければならないということです。
あたり前のように聞こえるかも知れませんが、これができているお店はとても少ないです。
なぜかいうと、例えばあなたのお店のお客さんは、どのようなタイプの人が多いですか?
- 年齢は?
- 何人家族?子供は何人?子供の年齢は?
- どんな家に住んでいますか?戸建て?マンション?アパート?
- 共働きですか?
- 住んでる地域の特徴は?転勤属が多いのか、どんな年齢層が多いのか?
などの情報をしっかり把握できているでしょうか?
さらに、そのようなお客さんが、全体の何割くらいを占めているかわかっていますか?
この質問に答えられないようであれば、当たり前に感じる、どんな人に満足してもらうか?
ということができていないことになります。
もっと言えば、お店の利用客のうち、2回、3回とリピートしてくれている
お客さんはどんなタイプの人が多いのか?
その後、何回も継続的に利用してくれるお客さんはどんなタイプの人が多いのか?
1回こっきりで利用しなくなるお客さんはどんなタイプの人が多いのか?
など、このような情報がわかっているでしょうか?
つまり、このようなデータを分析し理解していれば、とても効率よくリピートするための
施策を実行することができるようになります。
多くのビジネスは、2回目の利用を増やすことがリピート率を上げる上で、
1番インパクトが大きくなることが多いです。
ですから、単にリピートを増やすために施策をするよりも、
初回の利用客に2回目の利用を促すような施策を実行することが、
1番費用対効果が高い施策になります。
それがわかっているなら、何をどうすればいいか?はより具体的になると思いませんか?
どんな人に、何が目的で行動するのか?を明確にすれば、目的を達成する確率は上がるはずです。
ですから、まずは今いるお客さんの情報をできるだけ集め、いつでも確認や更新ができるような
管理体制をつくってみてください。
データの集め方や管理方法などは、いろいろなシステムがありますので、自分の会社にあったものを探してみてください。